角田光代さんによる同名恋愛小説を映画化した『愛がなんだ』。2018年の東京国際映画祭に出品されていたことで気になっていた本作、Amazonで鑑賞できたので見てみました!
あらすじ
28歳のOL山田テルコ。マモルに一目ぼれした5カ月前から、テルコの生活はマモル中心となってしまった。仕事中、真夜中と、どんな状況でもマモルが最優先。仕事を失いかけても、友だちから冷ややかな目で見られても、とにかくマモル一筋の毎日を送っていた。しかし、そんなテルコの熱い思いとは裏腹に、マモルはテルコにまったく恋愛感情がなく、マモルにとってテルコは単なる都合のいい女でしかなかった。テルコがマモルの部屋に泊まったことをきっかけに、2人は急接近したかに思えたが、ある日を境にマモルからの連絡が突然途絶えてしまう。(映画.comより)
『愛がなんだ』のおとも
マモルに尽くしまくるテルコ。体調が悪いマモルのために、スーパーで食材を買って、彼の家へと飛んで行きます。そんな彼女は張り切って「味噌煮込みうどん」を作り、マモルの風呂場まで掃除。一方マモルはこのうどんで逆に気分が悪くなってる・・・というテルコの空回りシーンです。
ちなみに、後編でもうどんが出てきますが、それもかなり重要なシーン!
うどんのシーン↓
マモルに腹が立って映画に入り込んだ(笑)
個人的に、恋愛依存症の女性が正直苦手です。テルコはまさに苦手タイプで、好きな男性のことしか見えてなくて、仕事や自分のことがどうでも良くなってしまう。でも、テルコのがんばりを見ていると、報われてほしいとも思える。自分の苦手タイプの女性が、どのような心境を持って恋愛をしているのか、というのを客観的に見ることができるとても興味深い一本でもありました。
マモルを演じた成田凌さんはイケメンで魅力たっぷりですが、私はマモルというキャラクターに腹立ちすぎて、思わず映画を見入ってしまいました(笑)。
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観賞後は、「愛」の定義について改めて考えさせられた一本。登場人物がどれもリアルなので、誰が見ても何かしらのキャラには感情移入できるかもです。
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