熟年離婚の危機を描いた映画『31年目の夫婦げんか』のおともは、定番朝食メニュー

メリル・ストリープ、トミー・リー・ジョーンズ、スティーヴ・カレル出演で話題となった映画『31年目の夫婦げんか』。本作は熟年離婚の危機に直面した夫婦が、カップルカウンセリングを通して、自分たちの関係を見直していくというストーリーです。

あらすじ

結婚31年目に夫婦の絆を取り戻そうと奮闘する夫婦を、オスカー受賞のメリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズが演じるヒューマンドラマ。カップルセラピーに振り回されながらも、結婚生活を振り返り、未来のための答えを見つけ出すまでの夫婦の姿を描く。『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケルがメガホンを取り、夫婦に性生活などを指南するセラピスト役で、『40歳の童貞男』などのスティーヴ・カレルが共演。夫婦だからこその迷いを見事に演じる名優の演技に引き込まれる。（引用：yahoo映画より）

『31年目の夫婦げんか』のおとも

ケイはアーノルドのために毎朝同じ朝食を作り、夜にはゴルフ番組を見ながらうたた寝をしているアーノルドを起こして、別々の部屋のベッドに入る。そして、その代わり映えがなく、楽しいことも起こらない日々を変えたいと思ったケイが行動に移していくのです。

二人の関係が変わるきっかけにもなったシーンで出てくる朝食は、ベーコンと目玉焼きという超シンプルなもの。実は、ケイが朝食を準備するシーンは本編で３回ほど出てくるのですが、どれも全て同じメニューなのに、その朝食を作る時のケイの心境が違いすぎる！ とても印象的なシーンです。

トキエス

本作はこのほか、アーノルドとケイがレストランに行くシーンもあるのですが、それも素敵です。

日本って、海外ほどカップルカウンセリングが浸透していないですが、本作を見れば、カウンセリングへのイメージもだいぶ変わってくるかと思います。私もケイの立場だったら、是非ともヘルプを出してみたいと思える、そして、なんだかカウンセリングを受けているような気分になれる、そんな一本でした。