綾野剛さんと北川景子さん共演の映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』。本作は「安楽死」という難しいテーマを扱ったサスペンス映画ですが、そんな本作にめちゃくちゃ美味しそうな焼き鳥が登場します。
あらすじ
終末期の患者ばかりが次々と不審な死を遂げる事件が相次ぎ、捜査に乗り出した刑事の犬養と高千穂は、依頼を受けて患者を安楽死させる「ドクター・デス」と呼ばれる医者の存在にたどり着く。しかし、そんな矢先、重度の腎臓病に苦しんでいる犬養の一人娘の沙耶香が、ドクター・デスに安楽死を依頼してしまい……。(映画.comより引用)

原作は、人気作家・中山七里の小説「ドクター・デスの遺産」
『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』のおとも
本作は、とてもシリアスなシーンが続くのですが、北川さん演じる高千穂と、綾野さん演じる犬養が焼き鳥を食べるシーンがあります。そこで、焼き鳥を犬養が口に入れると、そのぼんじり(本編ではボンボチ?と呼んでいます)が高千穂が大切においてあった最後の一本だったらしく、犬養から奪い取って食べるシーンがあります。ちなみに ぼんじりは、尾骨の周りの肉で一羽からちょっとだけしか取れない希少な部位。

人が一回口に入れた焼き鳥、私は食べれないかも・・・w
ちなみにこのシーンについて北川さんは
「先輩後輩関係ない雰囲気を出したくて、この2人はこんな感じで長年相棒としてやってきたんだなという、2人の歴史が伝わったらいいなと思いました」(映画ナタリーより引用)
と語っていたようで、確かにこのシーンで2人の関係性の濃さみたいなのに触れられたような気がします。
ちなみに私は海外在住で、気軽に焼き鳥を食べられる環境じゃないからこそ、こういったローカルな焼き鳥屋さんに憧れました。
これを知ると映画がもっと楽しめる!豆知識
さて、ここからは映画のおともになる豆知識もちょこっとだけ紹介します。
実は本作のタイトルをググってみると「ドクター・デスの遺産 実話」という検索候補が出てきます。
本作では、実際にモデルとなったアメリカの医師、ジャック・ケヴォーキアンの名前が登場するのですが、このジャック・ケヴォーキアンこそ「ドクター・デス」と呼ばれた人物なんです。
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彼は末期患者への安楽死を肯定しており、自作の自殺装置まで作り上げました。殺人罪で服役して、釈放後も自身が亡くなるまで安楽死に関する啓発活動を続けていたようです。
本作のストーリーは実話ではありませんが、実在した人物の名前が出てきてその人物を模倣した犯人が登場するのはとても興味深いポイントでもありますね。
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