Disney+オリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」。配信スタート直後、アクセスが殺到しサーバーが不安定になるなど、コロナ禍で大人気を博したドラマです。そんな同シリーズの最終回は、ポスト・クレジット・シーンがとても興味深いものでした(後程解説)。このシーンの意味について同ドラマの脚本家さんがあることを明かしてくれたようです。
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Screen Rantの新たな記事によると、同ドラマで脚本を務めたジャック・シェイファーさんが、この先のマーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)におけるスカーレット・ウィッチの未来設定についてRolling Stone誌でコメントしたとのこと。
『ワンダヴィジョン』とは
マーベル・スタジオが贈る「ワンダヴィジョン」は、古典的なシットコムとマーベル映画の世界を融合させた新感覚のドラマ。郊外で理想的な生活を送る超人カップルのワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)は、何かがおかしいと感じる。監督はマット・シャックマン、脚本はジャック・シェイファー他。(Disney+作品概要より)
注目のポスト・クレジット・シーン
ポスト・クレジット・シーンとは、マーベル映画では当たり前にあると言っても過言ではない映画のエンドロールの後にあるちょっとしたシーンです。このシーンで、次の作品への繋がりや、キャラクターの未来のヒントを掴めることができるため、多くのファンはポスト・クレジット・シーンを楽しみに、エンドロールをみているのです。そんなポスト・クレジット・シーンが『ワンダヴィジョン』にもありました。
ここからネタバレあり※※ドラマをまだみていない方はご注意ください
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同ドラマの終盤、ヴィランのアガサ・ハークネスがワンダ・マキシモフのことを「スカーレット・ウィッチ」と呼んだことで、彼女のこの先のMCUでの活躍がより期待されるようになりました。同ドラマでワンダはウエストビューの住人を人質にしながらも、理想的な郊外の生活を送ることができていましたが、最後には、呪いが解けて家族に別れを告げなければなリませんでした。
そんな彼女は、ポスト・クレジット・シーンで一際離れた自然に囲まれた一軒家でコーヒーをゆったりと飲んでいます。しかし家の中では、スカーレット・ウィッチがダークホールドについての知識を深めていました。
ジャック・シェイファーさんが語ったこと
このポスト・クレジット・シーンについてジャック・シェーファーさんは以下のように語りました。
「私たちは、もっと時間をかけて、彼女が守られていると感じられるどこか隔離された場所で、1人でいられるようにしたかったのです。これには2つの最終的な目標がありました」
「1つ目は彼女がある程度の受け入れ態勢を整え、安心して1人でいられるようにすることです。そして、一定の平穏さを保ち、座ってお茶を飲みながら考え事をしたり、泣いたり、自分の力やその他の方法で自傷行為をしたりしないようにすることでした」
「そして2つ目の目的は、ウエストビューでの経験を通して学んだこと、特にアガサから学んだことによって、“自分自身についてもっと知りたい”という旅に彼女を向かわせるということでした。ダークホールドがそのためのメカニズムとなったのです」
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まとめ
ワンダヴィジョンの続編が期待されている中、ファンの間では、本作で姿を消してしまったワンダの家族(ヴィジョン、トミー、ビリーの3人)が将来的にはこのシリーズにカムバックするということがウワサされています。ワンダは、MCUのフェーズ4以降でも大活躍しそうな予感。今後のMCU作品にも目が離せません。
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参考記事:WandaVision Writer Reveals How Post-Credits Scene Sets Up Scarlet Witch’s Future
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