1984年に公開された初代『エルム街の悪夢』。今でも人気を誇るホラー映画の金字塔ですが、そんな本作と、ジェームズ・ワン監督の代表作のひとつとも言える『インシディアス』シリーズには密かな“繋がり”があったようです。
『エルム街の悪夢』について
エルム街に暮らすナンシーら高校生たちに異変が起こる。夢の中に鋭利な鉄の爪をつけた怪人が現れ、彼らを脅かすのだ。その後、友人のひとりティナが惨殺されるという事件が。一方、夢の恐怖は現実化し、ナンシーの体には傷まで残っていた。悪夢とともに殺人事件が続く中、ナンシーは怪人フレディにまつわる秘密を知り、彼と闘うことに……。夢の中のみならず、現実にも出現する殺人鬼の恐怖を描き、大ヒットしたホラーシリーズの第1弾。(映画.comより)
初代『エルム街の悪夢』といえば、超常現象ホラーにファンタジー要素を取り入れるという新たなホラーの道を切り拓いた作品ですね。私が手に取ったきっかけは、ジョニー・デップがちょい役で出演し、俳優デビューを飾った記念すべき作品ということでした(笑)。ちなみに、映画『ハロウィン』が本作の原点になったという話はホラー映画好きには有名な話のようです。
その後、2010年に『トランス・フォーマー』などで知られるマイケル・ベイ監督が新たに手がけた同名映画が公開されました。
『エルム街の悪夢』の殺人鬼フレディ・クルーガーは、現在も人気のホラーキャラクター。最近では、人気ゲーム「dead by daylight(デットバイデイライト/DBD)」にも登場しています。(めっちゃ好きな弟者さんの実況はりつけときます↓)
『インシディアス』について
ルネとジョシュの夫婦は、とある古い一軒家に引越す。しかし不審な出来事が相次ぎ、息子のダルトンがハシゴから転落して昏睡状態に陥ってしまう。不吉に思ったルネとジョシュはすぐに新しい家に引越すが、一家にはすでに見えない何かがとりついていた……。主演は「28週後…」のローズ・バーンと「リトル・チルドレン」のパトリック・ウィルソン。(映画.comより)
2010年代に入ると、ジェームズ・ワン監督の『インシディアス』シリーズは、不気味すぎて衝撃的な描写が話題となり、ホラーフランチャイズでかなりの成功を収めたホラーのひとつとなりました。
BGMが最強に怖すぎて、ヘッドホンして観るのはかなり勇気がいる作品。
本作の重要なキャラクターが、霊能力者エリーズ・レイニア。エリーズを演じたリン・シェイは、彼女=『インシディアス』と言ってもいいほどのイメージが定着しています。
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『エルム街の悪夢』と『インシディアス』の共通点とは?
『インシディアス』スターとなったリン・シェイ。実は、オリジナルの『エルム街の悪夢』に出演していたのです。そして2010年版にもカメオ出演。オリジナルの『エルム街の悪夢』で、あまり台詞がないナンシーの先生を演じているのが彼女。ちなみに、リン・シェイは前後の数十年間で100本以上の映画に出演しているホラーアイコンでもあります。
『テキサス・チェーンソー ビギニング』や『ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷』にも出演しています。
ホラーの金字塔『エルム街の悪夢』と現代の人気ホラー『インシディアス』シリーズの密かな“繋がり”となり、ホラー映画には欠かせなくなった存在であるリン・シェイ。ホラーアイコンなのに、彼女のインスタグラムは犬や猫、お花などの写真がいっぱい。そのギャップにめちゃくちゃ惹かれました。この先も、いろんなホラー映画で彼女をお目にかかることができるかもです。ぜひ『エルム街の悪夢』と『インシディアス』、両方をチェックしてみてください。
(参考記事:A Nightmare On Elm Street’s Secret Insidious Connection)
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