全米で公開されたA24のホラー『Talk to Me(原題)』。本作で監督を務めたダニーとマイケル・フィリッポウが、同じ時期に公開された「バーベンハイマー」について現実的な見方をしています。
トキエス
「バーベンハイマー」とは、『バービー』(日本で8月公開)と、『オッペンハイマー』(“原爆の父”を描く/日本公開未定)を掛け合わせた造語。私が滞在しているカナダ・トロントでも二つの作品を見に行くことがムーブメントとなっており、いつもより映画館が賑わっている印象です。
『Talk to Me(原題)』は、オープニング週末に1040万ドルの興行収入を記録したことでも話題。バーベンハイマー現象には歯が立たなかったものの、『Talk to Me』は経済的な成功を収め、批評家からの称賛も高く、Rotten Tomatoesで95%の評価を獲得。
Talk To Me | Official Trailer HD | A24
そんな『Talk to Me』の監督たちは、バーベンハイマー現象で、率直な考えを述べています。彼らは最近のLetterboxdのインタビューで、「自分たちの映画をバーベンハイマーとのトリプルフィーチャーにしてみては?」とファンが提案したレビューにコメント。その不条理さについてジョークを飛ばしつつも、2作品には叶わないと認めています。
(コメントは動画の1:32辺り)
RackaRacka Read Your Letterboxd Reviews of Talk to Me
マイケルがバーベンハイマー現象に“参加したい”と発言するも、ダニーが、「こうやって過去10年間で最も重要な映画イベントと対決するように仕向けられるのが大好きだね。勝ち目はないけど、挑戦するのは楽しいよ」とコメントしました。
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