A24ホラー『Talk to Me』が中東クウェートで上映禁止に・・トランスジェンダーのキャスト起用が理由、俳優本人が心境を明かす

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A24の新作ホラー映画『Talk to Me(原題)』。全米で公開されたばかりの本作は、批評的にも商業的にも成功を収め、米国内ではアリ・アスター監督の『ヘレディタリー/継承』に次ぐA24の2番目に大きなオープニング週末興収1000万ドルを記録しました。そんな新作ホラー映画ですが、中東の国、クウェートにて、上映禁止となったようです。

Talk To Me | Official Trailer 2 HD | A24

本作は、ソフィー・ワイルド、アレクサンドラ・ジェンセン、ジョー・バード、ミランダ・オットー、オーティス・ダンジ、ゾーイ・テラケスらが出演。若者グループたちが、“ある手”を使って霊を召喚する方法を発見。彼らは新しいスリルに夢中になりますが、その中の一人が行き過ぎて恐ろしい超自然的な力を解き放ってしまうというストーリー。

クウェートで『トーク・トゥ・ミー』がトランス俳優のゾーイ・テラケスの出演をめぐって公開を中止にした後、ゾーイはインスタグラムにて心境を明かしました。

 

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「この件にどう対応すべきかずっと悩んでいました。返答の尊厳に値するかどうか。クウェートが禁止した映画はこれが初めてではありません。もしあなたの映画にクィアやトランスのテーマやシーンがあれば、おそらく湾岸諸国では上映されないでしょう。それ自体が壊滅的で恐ろしいことなのです。でも、私たちの映画には、クィアなテーマはありません。私たちの映画では、実際に私のトランス性やクィア性について言及することはないのです。私は、たまたま役を得たトランスの俳優です。私はテーマではありません。私は一人の人間です」とコメント。

さらに「クウェートは、私のアイデンティティだけで、この映画を禁止にしました。報道によれば、これは初めてのことです。これは新しい前例です。私たちを標的にし、人間性を奪い、傷つけることを意味しています。このようなことをされる側になることはとても悲しいことですが、それ以上に心が痛むのは、この前例がクウェートのクィアやトランスの人々にとって何を意味するのかということです」と続けました。

「クウェートのトランスの人々やクィアの人々のために、私は心を痛めています。もしあなたがこのことに怒りや悲しみ、戸惑いを感じるのであれば、世界中のクィアやトランスの人々が安全で迫害のない生活を手に入れられるよう支援する団体『Rainbow Railroad』への寄付をご検討ください。寄付へのリンクは私の経歴にあります。愛と怒りをこめて」と締め括っています。

 

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