『ソー:ラブ&サンダー』ヤギの叫び声はテイラー・スウィフトの動画がヒント?タイカ・ワイティティ監督が明かした3つの秘密[2回目鑑賞がもっと楽しくなる]

おともコラム

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の「ソー」シリーズ第四弾である、『ソー:ラブ&サンダー』。私も公開初日に見にいって、ソーというキャラクターがより好きになりました。そんな本作の撮影裏話が監督のタイカ・ワイティティによって明かされているのですが、2回目鑑賞するのがさらに楽しくなる内容ですので、ここに残します。

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※この記事は『ソー:ラブ&サンダー』のネタバレが含まれます。

 

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ヤギの叫び声はテイラー・スウィフトのミームからヒントを得た

ソーやマイティ・ソーたちが乗り込むヴァイキング船を引っ張る2匹の巨大なヤギ、トゥース・グラインダーとトゥース・ナッシャー。本作で初登場となったこの2頭のヤギは、叫び声がとっても印象的。この叫び声のヒントとなったのは、なんとテイラー・スウィフトのミームだったそうです。

本作でコルグ役も務めているワイティティ監督は、Insider対し「ヤギはコミックに登場するから、常に登場させる予定だったけど、どのように(鳴き声が)聞こえるのかわからなかった」と語っています。「そして、ポストプロダクションの誰かが、ヤギの叫び声が入っているテイラー・スウィフトの曲のミームを見つけたんだ。その存在すら知らなかったんだけど」と続けました。

2012年末にスウィフトのアルバム『Red』からのシングル「I Knew You Were Trouble」がリリースされた後、そのミュージックビデオにヤギの叫び声がスプライスインされた映像がYouTubeに投稿され、それが大流行したのですが、この動画からヒントにしたようです。

Taylor Swift – Trouble (Goat Remix)

またワイティティ監督は「多くの人は私が叫んでると思っているようだが、違うんだ」とコメントしました。

ラッセル・クロウはゼウスのシーンをすべて2パターン撮影していた

ソーが憧れるゼウス役で登場したラッセル・クロウ。彼はなんと1回目はギリシャ訛りで、もう1回目はイギリス訛りで2パターン撮影していたそうです。ワイティティ監督は「実はアクセントについて、長い間話し合った。ギリシャの神のギリシャ語アクセントを誰かがやったら、茶番になるのだろうか?あまりにバカバカしいものにならないか?ってね。結局、ラッセルとは全てのテイクで2つのバージョンをやったんだ」とInsiderに明かしています。

この理由について、監督は、映画『タイタンの戦い』(1981)でゼウスを演じたローレンス・オリヴィエが英国訛りだったことから、ゼウス=英国訛りというイメージが人々に定着していると考えたそうです。

監督は「結局、ゼウスがイギリス人のように聞こえる方が、実はギリシャ人にとって不快なんだ」「そして、テスト観客はこのギリシャ訛りを気に入った。私は本当に満足しているよ」とコメントしています。

ナタリー・ポートマンは、背が高く見えるようにセット内に作られた台の上を歩いた

ナタリー・ポートマンは、マイティ・ソーを演じるために、なんと身長を20cm近く伸ばさなければならなかったそうです。実際に肉体改造で身長を伸ばすことは不可能なため、セット内に作られた台の上を歩き、背が高く見えるようにしたのだとか。

ワイティティ監督は「セットの周りにデッキをたくさん作ったんだ」とコメントし、ナタリーが行くべき場所をマークして、スタッフが全体のレイアウトを把握できるようにしたそうです。「(共演者の)クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンが普通の高さで歩き回れるように、スペースを空けておく必要があった」と明かし、色々と考慮されて撮影されたそうです。

トキエス
トキエス

他にも、巨大な「RIP Loki」のタトゥーは、もともと『マイティ・ソー バトルロイヤル』で登場予定だったことなども明かしたタイカ・ワイティティ監督。これらの裏話を聞くと、二回目鑑賞がより楽しくなりそうですね。

 

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参考記事:The 7 biggest ‘Thor: Love and Thunder’ secrets revealed by director Taika Waititi

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