『ワン・デイ 23年のラブストーリー』、イギリス映画なのにアメリカ女優のアン・ハサウェイがキャスティングされた理由とは

アン・ハサウェイが主演を務めたラブストーリー『ワン・デイ 23年のラブストーリー』。ロンドンとパリを舞台に23年間に及ぶ男女の愛の行方を描いたこの作品ですが、アンはアメリカ人女優なのに、なぜ本作にキャスティングされたのでしょうか。その裏側を調べると興味深いことが明らかになりました。

あらすじ

アン・ハサウェイ、ジム・スタージェスの共演で、ロンドンとパリを舞台に23年間に及ぶ男女の愛の軌跡を描いたラブストーリー。監督は「17歳の肖像」のロネ・シェルフィグ。しっかり者のエマと自由奔放で恋多きデクスターは、互いにひかれ合いながらも友人でいることを選び、親友として毎年7月15日を一緒に過ごすと決める。旅行や恋愛相談など友人としての交際を続けながらも、エマは秘かにデクスターを思い続けていたが、あるときデクスターから別の女性と結婚することを告げられ……。（映画.comより引用）

ニューヨーク出身のアン・ハサウェイがキャスティングされた理由

本作を見てまず気になったのは、「あれ？アン・ハサウェイってアメリカの女優さんじゃなかったっけ・・？」ということ。本作でアンは綺麗なイギリス英語を披露していますが、イギリスにも素敵な女優さんが多くいる中、なぜアンが起用されたのかとても気になったので調べてみました。

IMDbのTriviaというページによると、当初、本作で監督を務めたロネ・シェルフィグはエマ役にアメリカ人の女優することは全く考えてなかったそう。しかし、アンは脚本を密かに渡され、ロンドンへ渡り、ロネと会ったそうです。アンはのちにこの面会について「人生で最悪のミーティングだった」と話していますが、なんとそこでアンは、自分がこのキャラクターをどう解釈するかを表す曲のリストを手渡したのだとか。このリストのおかげで、アンはエマ役をゲット！

トキエス

ちなみにアンはその後、デクスター役にジム・スタージェスを指名したそう。