2021年、はやくも夏が終わろうとしていますね・・・。日本では『ジャングル・クルーズ』や『ドント・ブリーズ2』、『イン・ザ・ハイツ』、『フリー・ガイ』などなど、注目作品が劇場を盛り上げていますが、アメリカでこの秋公開予定の映画は、ホラージャンルが何やら大盛り上がりの予感・・・! ということで、注目作品をまとめました。また今のところわかっている日本での公開情報も一緒にまとめています。
ジェームズ・ワン監督の新ホラー『マリグナント 狂暴な悪夢(原題:Malignant)』
ホラー映画界の巨匠と呼ばれ、『アクアマン2』で現在メガホンをとっているジェームズ・ワン監督。彼の新作映画『マリグナント 狂暴な悪夢』は、2019年にタイトルが発表されたものの、制作段階のほとんどで秘密のベールに包まれていました。プロットに関する詳細が公開されたのは、公開のわずか2カ月前となる今年の7月でした。
このUS版予告映像では、アナベル・ウォーリス (『アナべル 死霊人形の誕生』『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』)演じるマディソンの<謎の殺人鬼が次々に人を襲う悪夢に悩まされるシーン>から始まる。リアルな幻覚かのように凄惨な殺人現場を疑似体験していくうちに、マディソンは自身の隠された過去に導かれ、謎の殺人鬼が幼少期の“空想上の友達”だった“ガブリエル”であることに気付く。漆黒の姿でどこからともなく現れ、予測不能な素早い動きと超人的な能力で殺人は繰り返され、なす術なく犠牲者ばかりが増えていく。そして、ついにマディソンにガブリエルの邪悪な手が迫るとき、【マディソンの衝撃の過去】と【謎の殺人鬼・ガブリエルの正体】が明らかになる。(ワーナー ブラザース 公式チャンネルより引用)
本作は、9月10日に全米公開(HBO Max&映画館)。日本はなんとR18+指定! 公開は11月12日(金)を予定しています。
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全米NO.1大ヒットの続編『ハロウィン KILLS(原題:Halloween Kills)』
新型コロナウイルスのパンデミックによる影響で、丸1年延期されていた『ハロウィン KILLS』が、ついに10月15日に米公開。待望の続編の舞台は、2018年に公開された『ハロウィン』を締めくくった出来事の後。
あらすじは以下の通り。
死闘の末、燃え盛る家とともにブギーマンを葬ったローリー・ストロードたちの前に、業火の中から生還したブギーマンが再び現れ、ハドンフィールドの街を前作以上の“進化した恐怖”で陥れていく。
主役のローリー・ストロードを1978年に同役を務めたジェイミー・リー・カーティスが続投。ローリーの娘カレン役をジュディ・グリア、孫のアリソン役をアンディ・マティチャックが務める。(cinemacafe.netより引用)
日本公開は10月公開予定。明確な日程は8月6日時点で発表はされていません。
ちなみに、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督は、2022年10月に公開予定のもう1本の映画『Halloween Ends(原題)』の準備もしているようです(わくわく)
アニャ・テイラー=ジョイ出演『Last Night In Soho(原題)』
ネットフリックスの人気シリーズ「クイーンズ・ギャンビット」などで知られる人気若手女優アニャ・テイラー=ジョイが出演、『ショーン・オブ・ザ・デッド』などのエドガー・ライトが監督を務める『Last Night In Soho(原題)』。
この映画は、ファッションデザイナーを目指すエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)が、1966年のロンドンにタイムスリップ。彼女は自分自身ではなく、エロイーズのアイドルである歌手のサンディ(アーニャ・テイラー=ジョイ)の姿になってしまいます。サンディとして生活しているうちに、エロイーズの現実に亀裂が入り、恐ろしい影響が出てくる・・・というもの。『ハロウィン KILLS』と同様、本作も当初は2020年秋に公開予定でしたが、1年延期され、10月29日に米公開。日本公開は今年の冬を予定、明確な日程は8月6日時点で発表されていません。
ギレルモ・デル・トロがプロデュース『Antlers(原題)』
製作にギレルモ・デル・トロ、監督は『ブラック・スキャンダル』のスコット・クーパーが務めるホラー映画『Antlers(原題)』。当初は2020年4月に公開予定でしたが、こちらもコロナの影響で2021年10月下旬まで延期に。予告編では、オレゴン州のある町の教師ジュリア・メドウズ(ケリー・ラッセル)が生徒の少年ルーカスを心配するシーンが描かれています。彼女は町の保安官であるポールに相談しますが、偶然にもポールはルーカスの兄弟でした。またポールはスーパーナチュラル(超自然)の生き物を飼っていて事態はさらに複雑になっていくというもの。
『Antlers(原題)』は10月29日米公開予定。日本での公開は未定です。
『バイオハザード』のリブート版!『Resident Evil: Welcome To Raccoon City(原題)』
2021年秋の米公開が確定しているリストの最後は、『Resident Evil: Welcome To Raccoon City(原題)』。『海底47m』のヨハネス・ロバーツ監督によるこの映画は、映画『バイオハザード』シリーズのリブート作品。この作品がヒットすれば、リブート版以降も展開される可能性が高いかも!?と注目を集めています。
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あらすじは以下の通り。
「かつて、巨大製薬会社アンブレラ・コーポレーションの拠点として発展を遂げたラクーンシティは、今では廃れゆく町となっていた。アンブレラ社はラクーンシティを去り、町は荒廃したが……その地中では恐るべき悪がうごめいている。そして悪が地上に現れた時、町の人々には変化が……永遠の変化が……訪れることになる。生存者たちはアンブレラ社の真実を暴き、一夜を生き延びるために力を合わせなければならない。」(THE RIVERより引用)
米公開は11月24日。日本の公開日は未定です。
【番外編】アメリカではもう公開済みだけど・・・『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』
アメリカではすでに6月4日に公開されている『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』。日本では、10月1日に公開予定です!本作は、大ヒットホラー『死霊館』ユニバースのユニバースの第7作目。ユニバースのスピンオフ映画『ラ・ヨローナ 泣く女』でメガホンをとったマイケル・チャベスが監督を務めます。
あらすじは以下の通り。
1981年、家主を刃物で22回刺して殺害した青年アーニー・ジョンソンは、悪魔に取り憑かれていたことを理由に無罪を主張する。心霊研究家ウォーレン夫妻は被告人を救うため、姿なき存在を証明するべく立ち上がる。警察に協力しながら調査を進める夫妻だったが、とてつもなく邪悪な“何か”に追い詰められていく。(映画.comより引用)
個人的に、これが一番本命。
ホラー映画も、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたものが多いですが、配信系(ネトフリ、アマゾンプライムビデオなど)もかなり盛り上がってくると思いますので、今後も新作に注目していきたいです!何か、ホラー映画ファンの人のタメになるニュースを見つけたら、同ブログでシェアしていきますね。
参考記事:Every Horror Movie Coming In Fall 2021
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