俳優アンドリュー・ガーフィールドは、2010年の伝記映画『ソーシャル・ネットワーク』に出演する前に、自身のFacebookアカウントを削除したことを明かしました。この映画はデヴィッド・フィンチャー監督、アーロン・ソーキン脚本による作品で、Facebookの創設者マーク・ザッカーバーグ（ジェシー・アイゼンバーグ）が、ハーバード大学でエドゥアルド・サヴェリン（ガーフィールド）と友人関係を築き、共にプラットフォームを立ち上げる様子を描いています。Facebookは2004年の設立以来、ユーザーデータの販売や誤った情報の拡散など、数々の論争に巻き込まれてきました。
ガーフィールドは、新作映画『We Live in Time』のプロモーション中にGQのインタビューを受け、Facebookをやめた理由と『ソーシャル・ネットワーク』で描かれたFacebookの企業像について語りました。彼は、ザッカーバーグの評判がますます疑わしくなったことが、自身の決断に影響を与えたと認め、次のように述べています。
「脚本を読む前にすでにFacebookから離れていました。ただ、そこにいたいとは思わなかったんです。当時、ザッカーバーグの評判や意図が少し疑問視されていた気がします。彼がそんな大きな責任を負うのに、人間的な成熟や心の余裕があったのかどうかが問われていたのだと思います。私自身も不安を感じていましたし、他の多くの人も同じように感じていたと思います。」
また、ガーフィールドはアーロン・ソーキンの脚本について、「ザッカーバーグが作り上げたものの恐ろしさや、その潜在的な有毒性を見事に表現している」と賞賛していました。
参考記事：Why Andrew Garfield Deleted His Facebook Account Before The Social Network
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