「アメリカン・ホラー・ストーリー」シーズン12、一体どんなストーリー？ 原作本の作者のコメントに注目

ライアン・マーフィーのホラー・ドラマアンソロジーシリーズ「アメリカン・ホラー・ストーリー」のシーズン12は、「アメリカン・ホラー・ストーリー：デリケート（American Horror Story: Delicate）」というタイトルで、先日短いながらも不気味な映像がちょこっとだけ公開されました。

「アメリカン・ホラー・ストーリー：デリケート」は、ダニエル・バレンタインによる新たな小説「デリケート・コンディション」を元にしたシリーズ。

公開された映像で、キム・カーダシアン、エマ・ロバーツ、カーラ・デルヴィーニュそれぞれが白いウィッグを着用しています。

エマ・ロバーツは、「アンナ」というキャラクターを演じるのだとか。ちなみに、ダニエル・バレンタインは、エマ・ロバーツ本人がアンナのキャラクターのインスピレーションになったと明かしています。

ダニエル・バレンタインがエマ・ロバーツに魅了されたのは、ロバーツが2020年のパンデミック中に公に妊娠し、年末に息子を出産したからだそう。息子の父である俳優のギャレット・ヘドランドと破局した後、ロバーツは共同育児の苦境に立たされます。これらはダニエル・バレンタインが「デリケート・コンディション」で探求した深い人生経験だったそうです。

ダニエル・バレンタインは、「これは本質的に妊娠についてのホラー小説です」と語っています。「実際の妊娠のグロテスクさだけでなく、現代の特権的な女性が妊娠中に経験する医療のガスライティングや、文化的な理由で私たちがまだ語り合わない症状を探求する小説です」とコメントしていました。

「アメリカン・ホラー・ストーリー：デリケート」は、アメリカでもまだ公開日は未定になっています。