2026年10月9日(金)に日本公開される映画『バイオハザード』。『バーバリアン』『WEAPONS/ウェポンズ』のザック・クレッガーが監督・脚本を手がける新作で、これまでの実写映画シリーズとは異なるアプローチで「バイオハザード」の世界を描きます。
本作をより楽しむために、公開前に知っておきたいポイントを紹介します。
『バイオハザード RE:2』の世界観がベース
今回の映画でまず押さえておきたいのが、『バイオハザード RE:2』の世界観が大きな土台になっていることです。
『RE:2』では、謎のウイルスによってラクーンシティで大規模なアウトブレイクが発生。レオン・S・ケネディとクレア・レッドフィールドが、ゾンビやさまざまなクリーチャーと戦いながら街を脱出しようとします。
一方、映画版はその物語をそのまま映画化したものではありません。クレッガー監督によると、『RE:2』で描かれた恐ろしい夜のラクーンシティを舞台に、別の人物の物語を描くという発想で作られています。つまり、レオンやクレアが中心になる作品ではありません。
主人公は「普通の配達員」
主人公は、医療品の配送を請け負う青年ブライアン(オースティン・エイブラムス)。ラクーン・シティにある病院へ「ある医薬品」を届ける仕事を引き受けたことから、想像を絶する一夜に巻き込まれていきます。
ここで重要なのは、ブライアンがレオンのような特殊訓練を受けたエージェントではないこと。公式サイトでも「なんの能力もない一般人にできることはただひとつ。逃げること。」と紹介されています。
そのため本作は、派手なアクション映画というよりも、限られた状況の中でどう生き残るかを描くサバイバルホラーとして楽しむのがおすすめです。
ゲームらしさにも注目
クレッガー監督自身が『バイオハザード』シリーズのファンで、特に『バイオハザード2』が自身にとって最初期の強烈なゲーム体験だったと語っています。ゲームで重要な「弾薬や回復アイテムを節約する」という要素にも強く惹かれたそうです。
映画でも、拳銃からショットガンへと武器が変化していくなど、ゲームをプレイしているような感覚を意識した演出が取り入れられています。
さらに、タイプライターやアイテムなど、ゲームファンなら気づける要素も登場します。
過去の実写映画は予習しなくてもOK
「これまでの『バイオハザード』映画を全部観ないと分からないのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、その必要はありません。
2026年版は、クレッガー監督による新たな物語として作られており、過去の実写映画シリーズを追いかけておくことが必須という作品ではありません。
むしろ、映画を見る前に『バイオハザード RE:2』の世界観を少し知っておくと、ラクーンシティやゲーム的な演出をより楽しめるでしょう。
2026年は『バイオハザード』シリーズ30周年という節目の年でもあります。
「『RE:2』の世界で、もし別の一般人があの夜を生きていたら?」
そんな視点で観てみると、本作ならではの恐怖をより味わえるはずです。


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