『Saltburn』の衝撃的な“バスタブシーン”、バリー・コーガン本人が振り返る【※ネタバレあり】

現在、Amazonプライムビデオにて配信されている映画『Saltburn』。本作には、衝撃的なシーンがいくつも登場します。

※本記事には『Saltburn』のネタバレが含まれます。

Saltburn – Official Trailer – Warner Bros. UK & Ireland

『プロミシング・ヤング・ウーマン』のエメラルド・フェネルが監督したこの映画は、オックスフォード大学の学生オリバー（バリー・コーガン）が、裕福な同級生フェリックス（ジェイコブ・エロルディ）の高級邸宅で夏を過ごすことになるストーリー。本作は、さまざまなショッキングなシーンでネット上を騒がせていますが、中でも、フェリックスがバスタブの中で射精した後、オリバーがバスタブのお湯をすすり飲むシーンはかなり衝撃的です。

最近の『GQ』誌とのインタビューで、バリーはこのスタブシーンを分解。彼はまた、役者としてどのようにこのシーンに臨んだのかにも触れ、彼のキャラクターに共感することの重要性を説明しています。

Barry Keoghan Breaks Down His Most Iconic Characters | GQ

「バスタブのシーンは、彼が執着に身を任せ、追い求めているものが何なのかを突き止めようとしているところなんだ。肉体的にお風呂に身を沈める姿は、ほとんど生け贄のようだ。そして身を屈めたとき彼はただ混乱し、無力で、病んでいるんだ。でも、彼を演じているときには、それを判断することはできない。観客として判断することはできるけど、正義を見て、それが正しいことだと見抜かなければならないんだ」。

『Saltburn』では、バスタブのシーンのほか、オリバーの墓のシーンや団地内での裸のダンスなども話題になってます。